たくさん食べたい!でも太りたくはない!多くの人が持つ願いですよね。全然食べてもいいんです。食べるものやタイミング、順番さえ意識すれば満足いくまで食べてもぶくぶく太るということはありません。
私が思う「食べながら痩せるダイエット」のキーワードは、「タンパク質」と「低GI食品」です。
まずタンパク質ですが、炭水化物、脂質と並ぶ三大栄養素の一つですよね。私たちの体を構成するうえで大変重要な成分であり、筋肉や臓器、髪、皮ふなど体をつくる材料になります。筋肉量を増やすことで、基礎代謝が上がりカロリー消費量が増えます。
やみくもに食事量を減らしたり、炭水化物だけに偏ったりする人は万年ダイエッターさんに多い印象がありますが、それをしてしまうと基礎代謝が下がるだけで、かえって痩せにくい体になってしまいます。
タイトルに書いたPFCバランスとは、P(タンパク質)F(脂質)C(炭水化物)の摂取比率のことを指しますが、どれも大切な栄養であり欠かすと健康を損なうことに繋がります。バランスよく摂ることが必要なのですが、タンパク質は意識的に摂っていかないと不足しがち。プロテインなどをうまく取り入れつつ、タンパク質多めの食事を心がけて痩せ体質(基礎代謝が高い状態)になりましょう。
ほかにもタンパク質には、血糖値の上昇を抑える効果もあることが知られていますが、これからご紹介する「低GI」にも繋がっていきます。GIとは、簡単に言うと食品を食べたあと2時間以内にどの程度血糖値が上がるかを示す指標のことです。高GI食品は、食後血糖値が大きく上昇するのに対し、低GI食品はゆるやかに上昇します。低GI食品をとるメリットは、食欲を抑えてくれたり、血中コレステロールを下げやすくしてくれたり、食べても太りにくい体になっていくなど多数あります。食事のはじめに低GI食品をとることを心掛けることは痩せやすい体づくりに繋がります。食べることをあきらめず、食べる内容を工夫するだけで、食欲を満たしながら痩せやすい体をゲットすることは可能です!